1-3-1.売上貢献度について

1-3-1.売上貢献度について

何がわかるの?

「売上貢献度」はどの商品が自店の売上に貢献しているか、どの商品を積極的に販売すれば効率的に売上高が得られるか分析できます。算出式は下図のようになり、例を使い「売上貢献度」について説明いたします。

売上貢献度 = 個別商品の売上合計 ÷ 総売上 × 100%

下表左ように「商品_1」から「商品_14」まであったとしましょう。左から商品名、販売価格、期間内での出数、商品ごとの売上高、売上貢献度になります。この商品を売上貢献度を指標として降順に並び替えると下表右のようになり、赤線で囲まれた箇所が累積構成比になります。累積構成比は前の貢献度の数値 に次の貢献度数値の和になります。「商品_14」であれば水色セルで塗られた「商品_3」24.3%に「商品_14」12.0%を足した36.3%になり、同様に全商品の累積構成比を算出します。

では上図をパレート図にしてみましょう

売上貢献度を分析する

では、商品ごとの売上高のパレート図を見てみましょう。 A部門の商品は5商品になり、この5商品で売上高全体の65.6%を占有していることがわかります。商品 ごとの売上高では「商品_3」が218,280円と最も多く、全体の24.3%を占めており、この店の売上高全体の約24%が「商品_3」によって得られているという状況にな ります。

ここで数値の低い商品はだめか?といいますと売り上げが低いからダメだというわけではなく、売上利益貢献度と対比させて分析する必要があります。

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2件の返信

  1. […] 1-3-1.売上貢献度について 1-3.ABC分析とパレート図を使ったクロス分析 […]

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