4つの動線
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利用目的や立地条件を意識しよう
動線は利用目的や立地条件によって大きく4つに分類されます。
まず、駅と大型商業施設等を結ぶ「駅動線」があります。
近隣に商店街や公共施設などがある場合、主動線よりも副動線が使われる事があります。
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次に駅から会社までを結ぶ「通勤動線」があります。
基本的には平日朝の出勤時、昼食時、夕方の会社帰りの時間帯が強くなる特徴があります。
限られた短い時間にお金が流れる可能性が高いというのが特徴です。
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さらに「回遊動線」は複数のトラフィック・ジェネレーター同士で結んでいます。
主に女性の集中度が高いのが特徴になります。
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最後に「購買動線」は商店街や商業施設等のトラフィック・ジェネレーター同士を結びます。
買い物目的で形成されるため人の流れもお金の流れも活発です。
しかし商業施設や商店街の成熟度や営業時間等に影響されます。
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また、店舗がそれらのに面している場合「その店舗は動線上にある。」と表現され
多くの人が往来します。
そのため認知度でいう「視界性」「周知性」ともに高くなる傾向があります。
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商店街の場合
「商店街は人が集まり買い物客が多いから良い立地だ」というのは安易な考え方です。
なぜなら商店街の評価は商店街の活性度合いによって左右されるからです。
シャッター通り商店街や空き店舗の多い商店街はお金を使う動線にはなりにくいからです。
また、商店街の出入口に空き店舗があるとさらにリスクは高くなると考えられます。
商店街において最も人が集中する場所は商店街の出入口近辺であるとされているからです。
さらに、商店街では上で説明したどの動線にも当てはまらないケースや半数以上が空き店舗の
商店街は駅などへの通り道としての利用目的しかない場合があるので注意しましょう。