売上予測の前に

売上予測の前に

繁閑比を使った売上予測_その1

売上予測の前に決めること!

まず「営業日数」「休業日」 「営業時間」を決める必要があります。

いずれも、業種・業態、立地、周辺環境によって左右されます。

そのため事前の調査が重要になります。

特に観光地や行楽地では大型連休、季節、祭事等も集客に影響を及ぼす場合が多いです。

また、スキー場しかない地域、海水浴場しかない地域も特殊です。

前者はほぼ冬季のみ、後者はほぼ夏季のみの集客となるでしょう。

このように立地の影響を大きく受けるエリアもあります。

通常、物件前の通行量を「曜日ごと」「時間帯ごと」に計測します。

そして周辺の同じような業種・業態も参考にして決めることが多いです。

「休業日」「営業日数」を決めよう!

近隣に商業施設や集客施設がないオフィス街は月曜〜金曜の昼夜を例にとります。

月曜〜金曜の昼夜は近隣オフィスで働く人の集客はある程度見込めます。

その中で金曜の夜は月曜〜木曜の夜より多くの集客が見込めます。

しかし、週末や祝日はオフィスが休みのため集客力が弱くなる傾向があります。

また、都市部駅前エリアや郊外の大型商業施設の場合を考えてみましょう。

通常であれば、週末や祝祭日は平日より多くの集客が見込めます。

つまり、集客力は曜日や立地条件に左右されることが多いということになります。

通行量が少ない曜日に営業を続けても、人件費や光熱費等で利益を圧迫します。

このようなリスクが考えられので休業日の設定には注意が必要です。

「営業時間」を決めよう!

こちらも近隣に商業施設や集客施設がないオフィス街は、昼食時には近隣のビジネスワーカーの需要があります。

また、都市部同間の幹線道路沿いの駐車場付き店舗の場合はどうでしょう。

昼食時間帯に車で移動している人の需要は高いと考えられるます。

また、集客施設のないオフィス街での特殊な時間帯があります。

必ず人の通行量が極端に少なくなる時間帯が発生します。

客の入りも少ないですが、人件費・光熱費等のコストは発生します。

そのためアイドルタイムは一時的にクローズする場合がほとんどです。

さらに、22時以降はアルバイトへの深夜手当が発生します。

そのためコストの圧迫等も考慮して営業時間を設定する必要があります。

<繁閑比を使った売上予測_その2>に続く

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