利益計画

利益計画

最終的に必要な利益はいくらになるか計画しよう!

利益計画と費用

「どれくらいの利益が必要なのか?」という利益計画について説明します。
利益が出なければ事業の継続は困難ということは説明するまでもありません。

より多くの利益を出すためには費用を抑えなければなりません。


さて、飲食店を運営する上でどのような費用が発生するのでしょうか?

下図は一般的な飲食店での費用の内訳になります。

費用として支出が大きいのが「売上原価」と「給与手当」「雑給」の人件費になります。

まず、「売上原価」は商品を作る際にかかった食材の原価になります。

次に、「給与手当」は社員の給料、「雑給」はパート・アルバイトや派遣社員等にかかった人件費になります。

平均値を知ろう!

売上原価と人件費の和は「FLコスト」「プライムコスト」と呼ばれます。

「FL」はFood(食材)の「F」とLaber(人件費)の「L」の頭文字になります。

まず、業種別の売上に占める売上原価率と人件費率について説明します。

下図は株式会社TKC経営指標の黒字企業のデータになります。

売上原価率の最も低い業種は「そば・うどん店」のようですね。

最も高い業態は「焼肉店」の41%となっています。

人件費率では「ラーメン店」が30.9%と最も低いですね。

また「そば・うどん店」は43.5%と最も高いです。

売上原価率と人件費率の和である「FL比率」をみてみましょう。

「ラーメン店」が65.6%が最も低く次いで「その他専門飲食店」が68%と続きます。

「FL比率」が最も高いのが「すし店」になり77.5%になります。

売上高を100%とした場合、②と③の和を差し引いた数値が最も高いのが「ラーメン店」になります。

それ以外は全て10%以下ということが同調査での実態となりました。

金融機関から借入れをしているのであればこの中から借入金の返済が必要ですね。

また、法人税等の税金を支払いもあります。

そのため、売上原価・人件費とそれ以外の固定費の和は売上の90%以下、

つまり、最低でも10%の利益が確保できるような利益計画が必要になりますね。

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