コンセプト設計【How much】
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コンセプト設計の基礎「どこで?」
How much:いくらで販売するのか?
最後に具体的な価格を想定します。
なお、この段階では個別商品の価格設定ではなく一人当たりの客単価として設定しましょう。
また「プライスライン」「プライスゾーン」「プライスポイント」を想定することも商品全体の価格設定を考える上で重要になります。
【価格帯による分類】
最も一般的な価格設定になり「ランチは税込でワンコイン」「ランチは750円〜850円」「ディナータイムは3,500円〜4,000円」「コース料理は5,000円〜7,000円」「ドリンク込みで1人4,000円」と想定する価格帯による分類になります。
【特定価格】
開業時にはほとんど見られませんが通常価格とは別にある特定の商品・イベントだけに付与される価格になります。例えば「コース料理注文時にはプラス1,500円で飲み放題」「月曜日はコース料理が半額」「17時〜18時はビールが390円」といった特定価格を付加した価格設定になります。
【プライスゾーン】
プライスゾーンとは、ある商品品種の売価の下限から上限までの価格帯の幅、プライスゾーンは、狭ければ狭いほど店舗の性格が明確になり、利用動機や顧客層を絞り込むことができます。
また、プライスゾーンは、「プレスティッジプライスゾーン」「ベタープライスゾーン」「モデレートプライスゾーン」「ポピュラープライスゾーン」の4つに分類されます。
「プレスティッジプライスゾーン」は特別高価格帯、「ベタープライスゾーン」はやや高いと感じる価格帯、「モデレートプライスゾーン」は中間的な価格帯、ポピュラープライスゾーンは日常的に利用されやすい低価格帯になります。
【プライスポイントとプライスレンジ】
プライスポイントとは最も売れている価格になります。プライスレンジとは、プライスゾーンの中でその商品量がもっとも多い中心価格のことになります。